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五月に千葉へ潮干狩りに行った時のことです。海岸の道路を走っていると大きな丸いタンクがたくさん見えました。浄水場のタンクかなと思いましたが、お父さんに聞くと埼玉では見たことのない石油コンビナートのタンクだったことがわかりました。
夏休みになって、図書館で石油化学製品について調べてみると、もっとおどろくことがわかりました
遠いアラビア半島からタンカーで毎日原油が運ばれてくること。石油精製工場で原油からガソリンやナフサ、灯油、重油などが作られること。さらにナフサからプラスチックや洋服の合成せんい、合成ゴムや洗ざい、シャンプー、医薬品などがつくられることがわかりました。
ドロドロの黒い原油からすんだガソリン、灯油ができるのも不思議ですが、プラスチックや洋服、薬ができるなんて、マジックをみせられているような気分です。
潮干狩りに行った時のことを思い返せば、車のガソリン、シートカバー、着ていた洋服、水着、サンダル、貝採りに使ったバケツやあみ、貝を入れた発砲スチロールやガムテープもみんな石油コンビナートで作られた原料からできていたことがわかりました。
昔、化学工場のはい水で海がよごれ、おせんされた魚を食べたために病気になった公害があったそうです。今、石油コンビナートの近くの海でおおぜいの人たちが潮干狩りを楽しんで、採った貝をおいしく食べています。公害をださないで石油化学製品を作り出す安全な技術を達成しています。
ところで私たちの生活を豊かにしている石油は、あと四十年くらいのまいぞう量だということです。
何より、今まで作られていた薬がなくなって困ることになるかもしれません。石油がなくなると不便だけでなく、毎日の生活が大変になるでしょう。それだけ、石油は私たちの生活を支えているということです。
でも私たちが生きていくためには、石油なしでも暮らしが成り立つように将来を考えていかなければなりません。
今や石油製品をリサイクルして再利用できる技術ができているそうです。限られた資源を何度も姿を変えて使いまわしができれば、ずっと使うことができます。
例えば、石油を固形にして長期保存できるようにして、必要な時に使うのはどうでしょうか。今よりもっと効率的に使うようにすれば、何倍もの年数利用ができるでしょう。
公害をださない技術をつくりあげたように石油を最大限利用する技術もできることをいのっています。
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