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給油口を開ける。ノズルをさしこみ、「満タン」のボタンを押す。レバーを引くと、まるで蛇口をひねって水を出すかのように、ガソリンが、こともなげに出てくる。車に、ガソリンを給油するときの光景だ。セルフ式のガソリンスタンドが増えたこの頃、父や母も気軽に利用している。人任せだった以前と比べて、ガソリンを身近に感じる。でも反面、石油が限りある資源だという意識が薄れるときでもある。
「石油は、限りある資源だ。」
ということは、ばく然と知っていた。しかし、石油について、くわしいことは知らない。私は、石油について調べてみることにした。
石油は、何万年もの年月をかけて、微生物などが火山の爆発や地球の地熱によって化学変化を起こし、生まれたといわれている。その石油を、人間がエネルギーとして使い始めたのは、百五十年ほど前のことだそうだ。石油を掘り出す技術が進歩したおかげで、たくさんの石油を安く使えるようになった。
日本で使うエネルギーの約五十%は、石油から作られている。エネルギー以外にも、ガソリンや灯油などの燃料としてや、洗剤や衣類、プラスチックなどの石油製品にも利用されている。私達の生活に、石油はなくてはならないものなのだ。しかし、ここで忘れてはならないことは、日本では石油がとれないということだ。日本で使う石油のほとんどを、輸入に頼っているのだ。
もし、石油が輸入できなくなったらどうなるのだろう。水道をひねれば水が出る、スイッチを入れれば電気がつく。私達が、今まであたりまえだと思っていたことが、何ひとつできなくなるのだ。そんなことは、いやだ。私にできることを考えてみた。
エネルギーの節約。不必要な電気を消すのは、あたりまえ。使っていない電化製品のコンセントをぬいて、待機電力をカット。ゴミの分別をすることで、ゴミを燃やすエネルギーを少しは減らせるかも。水道の水も必要以上に出さない。コップや洗面器に入れて使い、お風呂も兄弟で入る。どれもこれも、お金の節約にもなって一石二鳥。物を大切にする。消しゴムひとつも、石油からできてるんだと思えば、大切に使える。「石油は限りある資源」だといつも意識して、毎日がんばって節約を続けていこう。
地球からのおくりもの「石油」。限りある資源「石油」。百五十年前、石油をエネルギーとして利用する技術を考えた人がいるように、今も、「燃料電池」のような発電効率が高く、二酸化炭素が発生しないという新しいエネルギーの開発が進んでいる。地球の環境を考えた新しい技術の開発を願いながら、私は、今の自分にできることをやっていこう。私にできる節約は、小さなことかもしれない。でも、石油に感謝して続けていこうと思う。
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